新卒で入社した会社をやめて半年が経った

まえがき

僕は2023年の3月末で新卒入社した会社の最終出社を迎えていました。その会社には総合職として入社し、気がついたら開発系の部署に配属され、Ruby on Railsの開発をすることになりました。その後はチームリーダーとしてプロジェクトのマネジメントやチームマネジメントを行いつつ、最後には1事業の開発チームリーダーとして仕事をしていました。規模は40人くらい。

会社を辞める前に不安だったこと

最も不安だったことは、人間関係が疎遠になることによる寂しさでした。辞めることは決めていたものの、会社で一緒に働いている人たちのことはすごく好きで、この人たちと離れるのか、という寂しさが最後まで僕の判断を迷わせました。もっと挑戦したい、もっといろんな世界に触れて力をつけたいと思い始めた転職活動でしたが、悩んだ挙げ句わかったことは、スキルとか成果ではなく仕事を通じて得た人間関係が何よりも自身の資産であるということでした。

実際

離れたことによる寂しさ、はゼロではありません。新しく働いている会社は前職に比較して規模も大きく、よりリモートワークや分業が進んでいるため、職場での人間関係は少し希薄に感じています。しかし、結局なんだかんだ月に1回以上は前職の人たちと会っています笑。一緒に飲んだり、旅行に行ったり。そのため思っていたよりも全然寂しくはありません。
新しい会社で感じている人間関係の希薄さは、単純に接触回数が少ないだけの可能性もあります。希薄と言っても、月に何度かはランチや飲み会をしています。この前は一緒に登山に行ったりもしました。そのため、まだ時間が足りていないだけかもしれません。共に過ごした時間というのは、人間関係において非常に大きなウェイトを占めると思います。(とはいえ、他職種の方と関わる機会はやはり少ないように思いますが)

何より、人間関係がリセットされることはもとより覚悟の上であって、なんなら自身の経験の幅を増やすために望んで得たものでもあるので、それを嘆くのも筋がおかしい話です。また積み上げていけばいいかなと思っています。

締め

「入社して半年」ではなく「辞めて半年」という切り口で書いてみました(ちなみに辞めてから1ヶ月空けたので、入社してからはまだ半年に満たない)。 こういう書き方をするのは、まだ前の環境からマインドがシフトできていない、という見方もあるかもしれません。これまでの人生においても、高校から大学、部活から研究室、研究室から会社、などと環境が変わる際のマインドのシフトには時間を要しました。そしてそれらを振り返ってみると、前職の方々とも次の半年、そして1年とかけて疎遠になっていくように思います。そう思うとやはり寂しさを感じますが、ここは勇気を出して、仮に細い糸になったとしても、繋がっているような状態を目指していこうと思います。

またポエムを書いてしまった。